ダイビングとシュノーケルの病歴や年齢

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ダイビングやシュノーケルの病歴・年齢制限

ダイビングとシュノーケルの病歴や年齢制限について

ダイビングやシュノーケルは、現在や過去の病気が危険につながる場合があります。

健康状態の確認は必ず行いましょう

                

ダイビングやシュノーケルに参加する場合、ショップで健康状態の確認があるはずです。
これは本人が問題ないと思っている症状でも、大変危険な場合がある為です。病気が原因での死亡事故が毎年起きているのも事実です。
ショップの健康状態の確認は、お客様の安全管理の最も大切な部分としてとらえています。

                

血圧と薬
具体的にどのような病気が危険に繋がるかを説明していきます。
・てんかん、ぜんそく、痙攣など発作が出る病気は、水中や水面で発作が出た時に対応が出来なくなり危険です。海はプールとは異なり、すぐに陸上に上がれないばかりか波や流れなどもあり重大事故につながる恐れがあります。また喘息に関しては気道が狭くなることにより、肺の過膨張傷害という死亡や後遺症障害になる可能性があります。
・高血圧、肥満、高コレステロール等の生活習慣病は動脈硬化が進んでいる恐れがあり、冷たい水や緊張感等で血圧が跳ね上がり脳梗塞や心筋梗塞、くも膜下出血等のリスクが非常に高くなります。高血圧に起因した肺水腫などの死亡事故は最もありふれた死亡事故です。ダイビングやシュノーケルでの死亡事故の8割は高血圧が起因しているというデータもあるほどです。本人に重大な病気という認識がない為に、事故が起るケースが多い病歴です。
・現在は治っている場合も含めて気胸等の肺の病気は危険です。ダイビングでは水圧が掛かり最大で陸上の気圧の5倍にも達します。肺へも圧が掛かり再発するリスクが非常に高くなります。
・妊娠中の方も控えましょう。ダイビングでは、水圧が胎児に与える影響が分かっていません。何かしらの障害がある可能性も否定できませんので参加しないようにしましょう。
・その他にもいろいろな病気が危険につながる場合があります。必ず参加するショップのアドバイスを守りましょう。

                

詳しくはこちらの 病歴/診断書(PDFファイル) で確認できます。こちらはダイビング指導団体PADIが行っている病歴の確認書になります。
特定な病気がどのような危険性があるかを3ページ目以降のガイドラインで確認することも可能です。
病歴チェック項目は全34項目と細かく確認することが出来ますので、事前に確認するようにしましょう。

                

病歴確認についてはショップがお客様を断る為に行っているのではなく、お客様の安全確保のために行っています。この事を理解して参加を断られた場合は、参加を見合わせましょう。
お客様の中には自分は大丈夫だと根拠のない自己判断を行っている方もいらっしゃいます。
病歴確認の項目は医学的に危険度が高い病歴や、統計的に事故に遭いやすい項目であり、医学的な根拠があります。そのことを理解し、参加を見合わせる必要があります。
健康状態の確認を行っていないショップは、その他の安全管理もいい加減な場合が多いので注意しましょう。

                

病気に起因する事故は、ダイビングショップのインストラクターが防ぐことは出来ません。
また、他のお客様にも大変な迷惑が掛かる場合もあります。
健康状態の確認は確実に行い、不安な所は必ずショップに連絡をしましょう。

                

※病歴確認に拒否の申請をして死亡事故に発展するケースを耳にします。
病歴確認は必ず正確に答えてください。病歴によりショップから断られて、別のショップで拒否の申告をして事故に遭われるケースも見受けられます。
病歴確認は客様の安全のために行っている事を理解しモラルをもって参加してください。参加するショップに迷惑が掛かるのみではなく、一緒に参加される他のお客様や、死亡事故を目撃した方々の精神的苦痛は責任が取れないはずです。青の洞窟にはお子様なども多数参加しています。
拒否の申請を行った場合には損害賠償を請求されるケースも十分考えられます。
モラルやルールを守らない方はマリンスポーツに参加するべきではありません。

年齢制限はどうしてあるの?

                

シュノーケルやダイビングの年齢制限は、お客さんの安全の為に設定されています。
シュノーケルの場合は6歳以上、ダイビングの場合は10歳以上になっている場合が多いと思います。

                

シュノーケルの年齢制限は各ショップが独自に決めている場合が多く、子供自体が楽しめないと判断したり、他のお客様に迷惑になると判断して決定している場合がほとんどです。
小さいお子様が身体的に危険という訳ではありませんので、開催するツアーの人数や開催する海によって変わってくる場合が多いです。
貸切プラン等で開催しているショップの場合は、少し小さいお子様でも受け入れてくれる場合がありますので、相談してみると良いでしょう。
ただし2歳や3歳のお子様をシュノーケルに連れていくのはモラル違反です。お子様は間違いなく苦痛の時間を過ごす事になります。参加させる親もショップも少し常識がないように思います。親でしたらお子様の事を第一に考え参加したくても見合わせるべきです。

                

ダイビングの年齢制限は、水圧が与える体への影響によって決められています。
水圧が体に掛かるダイビングでは、10歳以下のお子様には相応しくありません。
ダイビング指導団体のルールで10歳以上と決まっています。
このため、身長が大きいとかスイミングに通っていて泳げる等と言ったことは全く関係なく、参加するべきではありません。
お子様が10歳以上になってからダイビングに参加するようにしましょう。

                

参加の最高年齢はダイビングショップが独自に決めています。
シュノーケルやダイビングの死亡事故は、40歳以上で急激に増えるデータがあります。40歳はまだまだ若いと考えている方も多いと思いますが、普段運動をしていない方や肥満の方はリスクが高くなります。
警察庁の統計によると、全水難事故の死亡者の半数以上は60歳以上になります。
マリンスポーツなどの参加人数から考えると、高齢の方が事故に遭う確率は非常に高いと考えられます。
これは判断力が低下する事や体力的な問題だけでなく、健康状態の問題も大きいと思われます。ご本人はもちろんご家族の方も慎重に判断をし、医師等にアドバイスを受けることも必要かと思われます。
このような事から60~65歳までの年齢しか参加できないショップが多くなっています。

                

せっかくの沖縄旅行です。安全を最優先し悲しい事故を防ぎ楽しい旅行になりますように。